七夕ネットワーク (中四国・近畿地方 協定地域組織研修会)
2016/05/12
7/5 (土) 岡山市立オリエント美術館
七夕ネットワークとは、中四国・近畿地方の協定地域組織が年1回集まり、学習をしたり意見交流をする会です。今年は10地域から52名の参加があり、鳥取からは4名が行きました。
美術館で同時開催のシリア写真展と館内見学のあと、「卒業証書のない教養-シリア女性のもつ魅力」と題し、考古学者の山崎やよいさんのお話を聞きました。山崎さんは、内戦が続き貧しい生活をする女性の「自活支援」のため、刺繍製品を作ってもらい、日本で販売するシリア紛争被災者支援プロジェクト「イブラ・ワ・ハイト」(アラビア語で針と糸)をたちあげた方です。紛争前20年間過ごしたシリアでの生活の様子や深いホスピタリティーを持つシリア女性の魅力、崩壊寸前の文化遺産などのお話を聞きました。後半は、今年度で終了する「カード事業」について、グループに分かれ、それぞれの地域の現状や問題点、来年度からの取組みなどを意見交換しました。鳥取県の協会は設立間もないので、各地域のボランティアの活動の様子などをお聞きして、とても有意義な時間となりました。